シャトー日記

平和な日々の記録。

小説 薄墨の桜

暖かい日が続いています。
昨日の朝は霧がすごかったですね。

そろそろ桜が気になる季節、ということで
こんな本を借りました。

宇野千代『薄墨の桜』

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現在岐阜県本巣市にある、桜の話です。
といっても、舞台はほとんど東京です。

桜の話を軸としつつ、人間模様が描かれています。
柔らかい文体に引き込まれるようにあっという間に読み終えました。

とはいえ、漢字にはちょっと苦戦しました。
1975(昭和50)年発行の本ですが、旧字体が頻出!
iPadで手書きキーボードを使い、調べながらの読書でした。

例えば、

體 → 体
關聯 → 関連
繹ねる → 尋ねる
戀 → 恋

など、たくさんの漢字に出会えました。
恋という漢字とか、なんかすごいです。糸、言、糸、心…

恥ずかしながら宇野千代という作家を知りませんでしたが
明治から平成まで生きた作家であり
着物デザイナー・実業家でもあった女性だそうです。

借りた本はかなり古くて表紙の題字も読めるかどうかというものでしたが
発行当時はきれいな装丁が施されていたんじゃないかなぁと想像しました。
中にはきれいな桃色の紙。

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残念ながら、ほんわかした話ではありません。
でも(`v´し)は桜のような物語だなと感じました。
文庫本も出ているようなので、興味がある方はぜひ読んでみてください。

余談ですが、高校のときの担任(国語の教師)が
一番好きな物語とおっしゃっていたのは
坂口安吾『桜の森の満開の下』でした。

この話も、すさまじいですよね…。
桜って、何か不思議な力があるんでしょうか。

もし桜でほっこりしたければ、みずほっぺですね(`v´し)

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