シャトー日記

平和な日々の記録。

花と百人一首

子どもの頃に百人一首を暗記した方もいると思いますが
(`v´し)は小学校のパソコンで坊主めくりをした程度で
百人一首の歌自体はほとんど覚えないまま学校を卒業してしまいました。

最近古文や和歌が気に入っていて
今さらですが百人一首の解説本を読んで和の世界を楽しんでいます。

古典で花といえば梅のことと授業では習いましたが
桜を歌ったものもあるようです。

 久方の光のどけき春の日に
 しづごころなく花の散るらむ

解説本によるとこんな意味です。

 日の光のゆったりのどかにあたたかい春の日
 まことにおだやかな好日 人みな陶然とやすらぐとき
 それなのに桜の花ばかりは 静かなこころもなく あわただしく散りまがう
 音もない花吹雪 なぜそんなに散りいそぐのか…

        (田辺聖子『田辺聖子の小倉百人一首』角川書店、1986年)

近所の桜はまだまだ満開ですが、強い風で花びらを散らし始めた樹もあります。
ここ数日は花曇り、なかなか歌とぴったり同じ状態にはなりませんが
1000年以上前と共通の景色があるってすごいなぁと思います。

美しい風景を歌うときでもやや悲観的というか感傷的な点も
演歌やJポップに引き継がれている気がします(笑)

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