シャトー日記

平和な日々の記録。

博物館

先日久しぶりに博物館へ行ってきました。
目的は常設展の限定公開です。

国宝の「古事記」写本、満州国ポスター、松坂屋コレクションなどが
期間限定で展示されていました。

ほかにも戦時中のポスターや絵本などがいつもと違う
目立つ場所に置いてありました。
「欲しがりません勝つまでは」といった貼り紙などです。
夏だからでしょうか。

3階のギャラリーでは
青い目の人形&答礼人形里帰り展が開かれていました。

昭和初期、日米関係の悪化に心を痛めたアメリカ人宣教師が
お互いの理解と交流のために日本に人形を贈ったそうです。
日本もそれに対しお礼に日本人形を贈ったのだとか。
戦時中処分を逃れたアメリカの人形と、
アメリカで保存されていた日本人形が展示されていました。

アメリカ人形は子どもが抱きやすく遊びやすい大きさの人形で
古さは出ていましたが椅子や服などしっかり残っていました。

日本人形はアメリカの美術館や図書館に保存されていて
発見当時、一部の人形は髪も着物もなかったそうです。
展示されていた人形は本当に美しく修復されていました。
日本の地名から「ミス愛知」とか「ミス名古屋」という名前が
つけられていました。
「ミス愛知」は正座もできる精巧な作りで
2~3歳の子どもほどの大きさ。着物も豪華でした。
人形にとっては90年ぶりの帰郷だそうです。

作者は平田郷陽という人形作家。
彼の作品の写真集も展示されていましたが
本当の人のようで驚きました。

昭和初期、当時の人たちはお互いの人形をみて
容姿や服装などの違いに驚いただろうなぁと想像しました。

古事記写本もそうですが
貴重なものを観ることができて良かったです。

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