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シャトー日記

平和な日々の記録。

どくとるマンボウ航海記

北杜夫の『どくとるマンボウ航海記』を読みました。

夫(´・ω・`)が好きな作家なので読んでみました。
(夫(´・ω・`)は全作品持っているそうです)

1958年に水産庁の漁業調査船に船医として乗りこみ
インド洋からヨーロッパまでを航海したときの体験が書かれています。

外国の港に着いたら逃げてしまえばいいと先輩から言われ乗船を決めたとか
現地で買ったお酒がまずかったので船長にプレゼントしたとか
つい笑ってしまうような文章がとても楽しいです。

船から見える星の話では、「白鳥座に宇宙人が住んでいると
○○病院在住のXXX氏が話している」など
若干ブラックな冗談も盛り込まれています^^;
夫(´・ω・`)が好きなのもうなずけます。

著者は子どもの頃昆虫好きだったそうで
行く先々で虫を採取したとか。
航海中に船に迷い込んだ鳥の話も少しありました。

港に着いたら首から写真機をぶら下げて団体で
観光地を回るそうです。
イメージ通りの昔の日本人!
写真機ってレトロな表現ですね。

一番印象に残ったのはヨーロッパの霧の話でした。
濃霧で少し先すら見えない日が何日も続くとか。
晴天率の高い地域で育った(`v´し)には
なかなか想像しづらい世界です。
ヨーロッパの人がわざわざ日光浴に出かけたり
春にお祭りをしたりするのは
この霧に閉ざされた期間があるからかもしれないと感じました。

それと硬貨の話も。
当時のオランダ(?)では
銀貨が使われていたそうです。
銀が含まれていたなんてゴージャスですね!

少し前の時代にタイムスリップして
世界を旅したような気分になれました。
(船旅はロマンがあるけど過酷そう^^;)

北杜夫氏のほかの作品も読んでみたいです♪

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