
冲方 丁(うぶかた とう)の『天地明察』という本を読みました。
主人公は囲碁棋士で天文暦学者の渋川春海をモデルとしています。
江戸城で囲碁を指導するという平和なお役目の主人公が
改歴という大仕事に取り組む物語です。
渋川春海も知らなかったし数学も苦手ですが
なぜか手に取り読んでみました。
とても読みやすい本です(第7回本屋大賞だそうです)。
難解さはありませんが、考えさせられる話でした。
小説の中で、
「今日が、実は明後日だとしたら?」
という問いかけが出てきます。
当たり前になっている「今日」「明日」「来年」といった時間の区切り方。
天体の動きに合わせているとはいっても人が決めたルールなんですよね。
絶対的なものと信じているものが変わるなんて恐ろしいことです。
でも必要だった…。
改暦には綿密な計算、偉い人への根回しだけでなく、勇気が必要だったんだろうなと思いました。
完全に史実通りかはわかりませんが
偉大な先人の話を知ることができて勉強になる本でした。
今の暦も、いつか誤差が生じるんでしょうか。もう完璧なのかな。
ただ、(`v´し)の興味は東山動物園のアニマーサリーカレンダーに向いていたりします(笑)
主人公は囲碁棋士で天文暦学者の渋川春海をモデルとしています。
江戸城で囲碁を指導するという平和なお役目の主人公が
改歴という大仕事に取り組む物語です。
渋川春海も知らなかったし数学も苦手ですが
なぜか手に取り読んでみました。
とても読みやすい本です(第7回本屋大賞だそうです)。
難解さはありませんが、考えさせられる話でした。
小説の中で、
「今日が、実は明後日だとしたら?」
という問いかけが出てきます。
当たり前になっている「今日」「明日」「来年」といった時間の区切り方。
天体の動きに合わせているとはいっても人が決めたルールなんですよね。
絶対的なものと信じているものが変わるなんて恐ろしいことです。
でも必要だった…。
改暦には綿密な計算、偉い人への根回しだけでなく、勇気が必要だったんだろうなと思いました。
完全に史実通りかはわかりませんが
偉大な先人の話を知ることができて勉強になる本でした。
今の暦も、いつか誤差が生じるんでしょうか。もう完璧なのかな。
ただ、(`v´し)の興味は東山動物園のアニマーサリーカレンダーに向いていたりします(笑)


