
日が昇る頃には蝉の合唱が始まりました。
(近所では先週から蝉が鳴いています。)
気温差のある日はとくに体調を崩さないよう注意ですね。
前回に続きスヌーピーミュージアム展のことを書いていきます。
(また長くなりそうですー)

↑博物館の庭園に設置されたスヌーピー。
スヌーピーの漫画の原題は『ピーナッツ』です。1950年連載開始。
なんでピーナッツかというと、
当時アメリカの人気番組に子どもが参加するコーナーがあり
ピーナッツ〇〇だったので、子どもばかりが出てくるこの漫画もピーナッツにしよう
ということになったというのが学芸員さんの説明でした。
検索してみると\_oo(`v´し)
「Howdy Doody(Wikipedia)」というテレビ番組が1947年に始まっていて
その中にPeanut Galleryというコーナーがあったようです。
作者のシュルツ氏は本当は『Li'l Folks』にしたかったそうですが
当時『Li'l Abner』や『Little Folks』といった漫画がすでにあり
名前の混同を避けるためピーナッツにしたそうです。(この情報もWikipediaより)
英語のpeanutsってあんまりいい意味がないそうで
シュルツ氏は不満だったそうです。
展示室には原画を中心に歴代のグッズや映像作品、
壁に飾るペナントなどが展示されていました。
『ピーナッツ』以前に投稿した『Li'l Folks』
連載開始当初のスヌーピーは眉毛がつながっていました。
あと、人間のキャラクターに対して
セリフを話しているような吹き出しになっていますが
ある時期からはこういう、
考えていることを表す吹き出しに変わっています。
修正したと思われる線や
(たぶん)トーンのない時代に手でべた塗りした背景
枠外の書き込みなど
原画ならではのお楽しみポイントをチェックしました(`v´し)
スヌーピーには兄弟がたくさんいるそうです。(これも知らなかった!)
これはその一人オラフが母の日に母に手紙を書く話です。
スヌーピーの飼い主チャーリー・ブラウンにも
個性的な仲間がたくさんいるようです。
サザエさんに出てくる花沢さんみたいな雰囲気の
ルーシー(口うるさい元妻がモデル!)や
気の強そうな妹サリーなど。
チャーリーがラグビーボールを蹴ろうとしたとき
ルーシーがボールを取りあげて
空振りするというのは鉄板ネタだそうです。
スヌーピーと鳥の話も可愛い感じでよかったです。
耳を振り回して飛ぶ、ヘリコプタースヌーピー(笑)
レッドバロン!
原画は結構大きいのですが
実際の新聞記事はこんなに小さかったです!
(左下が(`v´し)の指です。)
この小さな新聞漫画がアメリカ中の人気を集めていたなんてすごいですね。
と、まだまだ書くことがあるんですが次回に続きます。


