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シャトー日記

平和な日々の記録。

おすすめの本(暗澹と感動)

晴耕雨読、読書が進みます。
最近図書館で本を借りると
借りた資料リストに こんな注意書きがプリントされるようになりました。

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今日は2冊ご紹介します。
どちらもおすすめですが、
先に紹介する本は元気な時や刺激が足りない時にご覧ください。
2冊目は、動物(園)好きには特におすすめの本です。

まず1冊目は
宮本雅史・平野秀樹『領土消失 規制なき外国人の土地買収』

タイトル通り、日本の土地が外国資本(中・韓・新など)に買われている話です。

日本はもう詰めろ状態…政治家は早々に投了しちゃったのでしょうか。
この現状というか惨状を知っても個人としてはどうにもできないのですが
知っておくことは損にはならないかと。
読むと不安になるし、ストレスがかかる本ですが
多くの人が読んだほうがいいと感じました。
隣人を知っておくことは大切ですね(-_-;)
あまり書くと「平和な日々の記録」じゃなくなるので
これくらいにしておきます…。


もう1冊は、片野ゆか『動物翻訳家』です。

環境エンリッチメント大賞を受賞した動物園の施設を取材した
ノンフィクションです。
出てくる動物は、ペンギン・チンパンジー・アフリカハゲコウ・キリンです。

施設を作るまでと作った後の、担当飼育員や園長たちの奮闘ぶりが
臨場感あふれる文章で綴られています。
タイトルの「動物翻訳家」とは飼育員さんのことです。
飼育員さんの視点や試行錯誤などが詳しく書かれていて
動物園のバックヤードを見せてもらったような
あるいはそれ以上の充足感が読後にありました。

日本はペンギンの飼育や繁殖がうまくいっている国
(日本人が魚の扱いに慣れていることも一因だとか)、
日本で飼育されているチンパンジーの多くが
実験用だったりショービジネス用だった(その生い立ちにより性格もいろいろ)、
等々知らなかったことがたくさんあり、勉強になりました。

ペンギンやチンパンジーの話も感動的だったのですが
長くなりそうなので鳥とキリンについて書きます。


アフリカハゲコウという鳥はこの本で初めて知りました。
山口県の民間動物園で、鷹匠のようなフリーフライトを展示しているそうです。

動物園の鳥の多くは脱走防止で
飛べなくなるよう手術が施されていると聞きましたが
このアフリカハゲコウたちはトレーニングのみで手術なし!

そのためか2回も逃げだしている(ロスト)そうですが^^;
(一晩足らずで山口県から兵庫県へ飛ぶという力強さです)
飼育員さんや獣医さんは鳥たちとの信頼関係を大切にして
フリーフライトを諦めず続けているそうです。
大きな鳥が動物園の空を優雅に飛ぶ姿は迫力があって人気らしいです。

秋吉台自然動物公園 サファリランド アフリカハゲコウ
などで検索すると、YouTubeで見ることができます。


キリンについても知らないことばかりでした。
キリンの多くは怖がりで
「ガラス細工のような、繊細な神経と精神を持った動物」と
飼育現場でいわれていて、
掃除用具の置き忘れなどいつもと違うものがあると
寝室に入れなくなるほどだとか。

本では京都市動物園のキヨミズという雄キリンの話が中心でした。
キヨミズは消化器系が弱く、リンゴやニンジンを与えると消化不良になるので
本来の食事である草に変えたら体調がよくなったという話が印象的でした。
草は草でも、低質なものは食べないそうです。
どんなにお腹が空いていても、おいしいと感じなければ口にしないそうです。
野生化でもそうなのでしょうか…
体はあんなに大きいのに繊細ですね。

取材当時担当していた飼育員の女性は、なんと浜松市出身!
キリンを注意深く観察し、このキリンにはこれが合うのではと
どんどん新しいことを試して成功させていきます。
「経験値と判断力、独特のセンス、そして前例にとらわれない仕事ぶりは、
すでに組織のなかでも一目置かれつつあった」という文もありました。
前例にとらわれない、は浜松の人間の特技かもしれません。
もちろん経験値や判断力、センスがあってこそ活きてくる特技ですが^^;

結局長文になってしまいすみません。

(`v´し)は、動物園ではチンパンジーやキリンは
基本的に素通りしてしまいますが
たまにはゆっくり観察してみようかな~
そんな気持ちにさせてくれる本でした。

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