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シャトー日記

平和な日々の記録。

映画と小説『小さいおうち』

Gyaoで映画三昧な日々です。
暑いしコロナだし…なかなか出かける気になれません。

Gyaoで『小さいおうち』という映画を観ました。
山田洋次というよく聞くお名前の監督の作品です。
昨年秋にはまっていたドラマ『凪のお暇』の主演女優
黒木華が出ていたので観てみました。

サツキとメイのおうちのような赤い屋根の家が出てきます。
音楽は久石譲。
ゆったりとした時間を楽しむ映画なのかもしれませんが
ストーリーが気になって、1.3倍速で観ました^^;
セリフはそれでちょうどいいくらいでした。

戦前の東京の一般家庭の生活が女中目線で描かれている映画です。
女中役が黒木華で、東北から雪ん子スタイルで上京するときの恰好が
可愛らしかったです。
奉公先は夫婦と男の子ひとりの家庭で、奥様役を松たか子が演じます。
その松たか子が、着物姿ですごいスピードで玄関を上がって廊下を歩いていくシーンがあり
目を見張りました。さすが歌舞伎役者の娘の裾捌き!(`v´し)なら絶対転ぶ…。

あと、カルピスらしき飲み物が出てきました♪
そういえば戦前からあったんですよね。

原作(中島京子『小さいおうち』)も気になったので読んでみました。
銃後髷という流行した髪型やレートクレームという美肌クリームなど
女性の当時の生活を感じさせる言葉が出てきました。興味深いです。

戦況が悪化するなか、女中タキは初めに奉公した小説家に偶然会ってお茶をします。
そのとき小説家が文壇について語った言葉
「…みんなが人を見てものを言うようになる。そしていちばん解りやすくて
強い口調のものが、人を圧迫するようになる。…」
が印象に残りました。
この小説家は「マドリング・スルー」という言葉も口にしています。
計画もなく秘策もなく、その場その場を切り抜けることだとか。

戦前から戦中にかけて少しずつ生活が窮屈になっていく様子が
ちょっとだけ、今の世の中の雰囲気に似ている気がしました。

ちなみに原作ではカルピスではなく真桑瓜でした^^

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コメント


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窮屈

コロナで余計に窮屈になっているようです(^^;

Nasbon | URL | 2020-08-31(Mon)20:08 [編集]


Nasbonさん、コメントありがとうございます

コロナ窮屈ですよね^^;
形だけのマスク着用も、しないと非国民みたいに扱われそうです。

(`v´し) | URL | 2020-09-02(Wed)12:37 [編集]