
8月に津村節子の『三陸の海』を読みました。
昨年の8月下旬に三陸地方へ旅行に行ったので
少しでも三陸を感じられたらと思ってタイトルだけで借りました。
津村節子は誕生日が同じというきっかけで知った作家で
『土恋』という小説を読んだことがあるきりでした。
『三陸の海』はエッセイで、三陸よりも津村氏の過去の話が多くて
思っていたのとは少し違いましたが
夫である吉村昭(小説家)との生活や三陸地域とのかかわりが書かれていて
薄い本でありながら読み応えのある一冊でした。
『土恋』では夫の焼き物が売れず大変な苦労をする奥さんが出てきますが
津村氏自身もかなり苦労したみたいです。
学習院大学で知り合って結婚し、行商で毛糸を売りながら
それぞれ小説を書いては賞に応募する生活が続いたそうです。
夫が太宰治賞を受賞したときは
「エプロンの裾を眼に押しあてた」そうです。
Σ(`v´;し)
なかなかこういう表現は最近お目にかかれないので
とても新鮮でした。
雑誌の連載だったらしく、同じ情報が繰り返される点は気になりましたが
読んで良かったです。
昨年の8月下旬に三陸地方へ旅行に行ったので
少しでも三陸を感じられたらと思ってタイトルだけで借りました。
津村節子は誕生日が同じというきっかけで知った作家で
『土恋』という小説を読んだことがあるきりでした。
『三陸の海』はエッセイで、三陸よりも津村氏の過去の話が多くて
思っていたのとは少し違いましたが
夫である吉村昭(小説家)との生活や三陸地域とのかかわりが書かれていて
薄い本でありながら読み応えのある一冊でした。
『土恋』では夫の焼き物が売れず大変な苦労をする奥さんが出てきますが
津村氏自身もかなり苦労したみたいです。
学習院大学で知り合って結婚し、行商で毛糸を売りながら
それぞれ小説を書いては賞に応募する生活が続いたそうです。
夫が太宰治賞を受賞したときは
「エプロンの裾を眼に押しあてた」そうです。
Σ(`v´;し)
なかなかこういう表現は最近お目にかかれないので
とても新鮮でした。
雑誌の連載だったらしく、同じ情報が繰り返される点は気になりましたが
読んで良かったです。


